南アフリカへ行ってきました!!

南部アフリカの旅
                                                                                 byT.M@東畦店

今回、お休みを頂き69日で南部アフリカ(南アフリカ・ジンバブエ・ザンビア・ボツワナ)に行ってきました。アフリカって聞くと皆さんのイメージは「乾いたサバンナの暑い大地」って感じでしょうか?でも今回の旅の目的の一つは「ペンギンに会うこと」だったんです。もちろんゾウやライオンたちにも出会えます。そんな野生動物たちの宝庫、アフリカの魅力を少しでも知ってもらえたら嬉しいです。
 

どうやって行くの?って聞かれることも多かったのでまずはアクセスから・・・日本からは残念ながら直行便はありません。南アフリカ最大の都市であるヨハネスブルクまでは香港で乗り継ぎになります。関空→(約4時間)→香港(トランジット10時間!!)→(約13時間)→ヨハネスブルクこれでやっとアフリカに到着。今回最初の目的地はビクトリアフォールズという南アフリカのお隣の国ジンバブエにある街だったため、さらに飛行機を乗り継いでやっと空港の外へ。やっぱり遠いです、アフリカ!
 

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さて、本題です。まずはビクトリア滝。
ナイアガラ、イグアスの滝とともに世界三大瀑布
の一つといわれている滝です。

今は乾季の終わりということで、残念ながら一番水量が少ない季節です。雨期には今見えている岩の部分もすべてが水で覆われ、すごい迫力だそうですが、そのため水しぶきで何も見えないそうです。
 


ビクトリア滝はザンビアとジンバブエの国境に位置し、ザンビア側とジンバブエ側の両方から観光しました。国境は橋をわたるだけなんですがもちろんパスポートが必要。そして、日本人はビザ代として50$(約5000円)も必要!ビザっていっても明らかにお金目的で、たいした審査があるわけではなく小さい小屋のなかで職員がスタンプ押すだけ。なんとも高価な記念スタンプになりました。
ちなみにジンバブエの経済は現在最悪な状況であり、ハイパーインフレでなんと1000億ジンバブエドル紙幣とかが存在します。私たち旅行者はUS$で飲食物やチップなどを支払えるので現地通貨に両替する必要はありませんでしたが。ホテルのスタッフが「俺はビリオネアだぞ」と言ってその紙幣を見せてくれました。

 
お次は、またまた国境を越えボツワナにあるチョベ国立公園へ。ここはボツワナで2番目に広く(東京23区くらいの広さ)、ゾウで有名な公園です。まずはボートに乗り込み、ボートサファリです。川でのサファリなので、カバやワニなどの水辺で暮らす動物たちに出会えました。

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カバは太陽の光に弱いので日中は水の中に潜っていることが多いそうです。 

砂に埋められた卵を守るワニのお母さん。トカゲはこの卵が大好物だとか。この卵の中のワニの性別はまだ決定しておらず、孵化時の温度によって決まるそう。温度が高いとオス、低いとメスになるそう。
 

そしてここでの一番のお目当てはゾウ。運よくゾウの川渡りをみることができました。
ゾウのメスは大きな群れを作り、みんなで子育てします。どこに美味しいエサがあるか、水があるかを知っている一番年上のメスがリーダーです。 

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そして車に乗り換えてドライブサファリ。インパラのハーレムにはよく出会えます。「インパラのお尻の模様がマクドナルドのマークMに見えるでしょ、ライオン達のファーストフードだよ」と教えてもらいました。う〜ん、笑えない・・・
 

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さてお次は南アフリカ、ケープタウンです。ここは本当にアフリカ?っていうくらい緑も多くて自然が美しい近代的な街でした。あえていえばオーストラリアみたいな感じでしょうか。
南アフリカといえばアパルトヘイトって習いましたよね。これは1994年に廃止され今では法律的には白人も黒人も区別されることはなくなったそうです。ガイドさん(ドイツ人を祖父に持つアフリカ人)に聞いたところでは、今は何も問題ない、とのことでしたが、実際の所はどうなんでしょうか? 

お目当てのペンギンたちです。アフリカ大陸に唯一生息するアフリカペンギンの保護区ボルダーズビーチ。
 

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喜望峰。アフリカ大陸最南西端です。
 

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ケープタウンは海沿いの街。新鮮な海産物が有名。

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いよいよ最後の目的地、クルーガーです。ここへはあの一時期故障や墜落で有名になった(!)ボンバルディア社製のプロペラ機で到着。
ここではゲームサファリを満喫しました。これぞアフリカっていう動物たちに出会えます。早起きが苦手な私が5時過ぎには起床。子ライオン(♀8ヶ月)と一緒に早朝ウォーキングサファリ。

朝食の後はサファリカーに乗り、ドライブサファリ。そして昼食をとり、お昼寝タイム。動物たちも日中は暑いからお昼寝中なので人間もお休み。そして夕方からまたドライブサファリに出かけるというサファリ三昧。ではここで出会った動物たちを紹介します。  

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写真では伝わりにくいとは思いますが、動物園では味わえない野生動物の生き生きとした生活を垣間見ることができますよ。
 

今回の旅は、それぞれの地で現地ガイドさんによる送迎、ガイドをしてもらうというものでした。最初はちゃんと迎えに来てくれているのかな?っと不安もありましたが、皆さんとても親切でしたし、時間にもすごく正確でした。(遅刻してるわけじゃないのに、何度か部屋に催促の電話が・・・)動物だけでなくいろんな国の人々とも出会え、楽しい時間を過ごすことができました。

南部アフリカ旅行記いかがだったでしょうか?あの雄大なアフリカの大地は写真では表現しきれないので、機会があれば是非一度訪れてみてください!(ただし長時間のフライトに耐えるか、ビジネスクラスのチケットを手に入れるかが必須条件です)
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